「議会運営の課題に関する検討会議」を傍聴

本日は「議会運営の課題に関する検討会議」を傍聴。

特別委員会ではなく、文字通り検討会議。なので、比較的自由な議論が行われています。


1つめの協議事項「常任委員会の数」については、現行の5常任委員会を4委員会に戻すという提案ですが。

長く4常任委員会であったものを5常任委員会に移行した経緯を経験している議員の一人として、そんなに軽々にまた4にもどしていいのか、という気がしてならないのですが、どうでしょうか。

2つめの「定数削減」。これは、もう、お定まりのこの時期の風物詩的協議ですね。
地方自治法上の定数の上限が取り払われた2011年と、改めて人口に応じて上限が定められた2015年(91条2項)。
それぞれの、改正の趣旨はあるんでしょうが、それぞれに数字の意味があるのなら、そこから考えるのもいいかもしれません。
が、積極的に「削減」をいうからには、もっと説得力のある理由が必要ではないですかね。
提案者の会派の委員から「一人減った6定例会でも支障なくできたんだ」というのなら、もっと減らせる、という論理にも傾けられますが…。10人減ってもいけんるんでは?そこまでは言わないのはなぜなのか、かえってその点をお聞きしたい。
また、単に「経費削減」が目的なのであれば、他市平均値ぐらいに政務活動費を削減すればいい。

現在の144万円を90万円に削減すれば、全員が満額使っても現行の議員報酬1.5人分以上の削減にはなりますよ。

3つ目の「会派の人数要件」については提案者の理由はもっと、面妖なお話です。
現在、西宮市議会の会派、あるいは交渉会派としての成立要件が「3人」からということになっています。それをなぜか、唐突に「4人にしよう」という提案。
つまり、4人あつまらなければ、会派を組むことはできない、というルールに変えようという提案です。
その提案理由が、議員の議案提出権について「議員の定数の十二分の一以上の者の賛成」(地方自治法第112条2項)が必要だから会派もその要件の人数である「4人」にすべきだというのです。(しかも、今現在、3人の会派が現に存在してるのに、よくもまあ、こんなこと、出してきたものだとその非情さにあきれはてます。)

しかし、議案提出権は、あくまでも地方自治法の規定であり、当然のことながら全国すべての自治体議会に妥当する規定です。
一方、会派というのは、地方自治法になんの規定もなく(言葉としては政務活動費のくだりで出てくるだけ)、しかも、全国を見渡せば「会派」そのものがない自治体議会もたくさん存在しています。
したがって、議員の議案提出権と「会派」とは無関係。強引に絡ませるのは、地方自治法の予定するところではありません。
この「会派の人数要件」というのは、西宮市議会に限ったいわば、ローカルルールといっていいものです。。
提案者の理由を聞いていると、事程左様に我田引水、結論に導くためにいろんな屁理屈を重ねてくるのだなと感心してしまいます。

この点については、かつて、一度、3人→4人という提案を議運でされたことがありましたっけ。たしか、9年ほど前。

その点についても、今日の検討会議で、触れていた委員がいましたが。


あれは、要するに、当時、一時的に3人の会派が消滅し、どの会派も4人以上になった時期があった時です。
その当時、無所属の3人の女性議員がいて、なんとなくその会派結成を阻止したかったのではないかという、そんな動きでした。

あまりにもあからさまで、数の論理で抑え込むものは強引に抑え込むんだなと、当時、一期目の議員ながら、思ったものでした。

結局、提案された人たちも、その下品さに気が付いたのか、その提案も立ち消えましたね。

2017年11月21日