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市議会議長への申し入れ

 本日、毎日新聞で「自民党の衆院議員、園田博之元官房副長官(75)による政治資金収支報告書の不記載問題に絡み、資金提供元のNPO法人が西宮市の坂上明市議(55)にも現金を渡したと証言したことから、市議9人が11日『市議会として事実関係を明らかにすべき』と求める申し入れを議長に行った」と報道されました、その内容は、以下のとおりです。(9人の内訳は、日本共産党市会議員団5人、市民クラブ改革1人、無所属私を含む3人)

 

                              2017年12月11日

西宮市議会議長 田中 正剛様

       12月2日付毎日新聞の坂上明議員をめぐる報道についての申し入れ

 12月2日付の毎日新聞に「西宮市議らを連日接待 園田氏寄付NPO『40万円渡した』」との見出しで、坂上明議員について、大要次のような報道がなされた。

 すなわち、自民党の園田博之元官房副長官に資金提供した西宮市のNPO法人「西宮障害者雇用支援センター協会」が、自民党の坂上明市議と元兵庫県議をクラブで連日接待したことが関係者への取材でわかり、さらにNPO法人は「2009年5月以降、毎月40万円を坂上明市議に渡していた」と主張している、というものである。接待に使われたクラブ「和合倶楽部」の女性経営者は、「連日来ることもあり、払うのはNPO法人顧問で政治家からもらったことはない」、ラウンジ男性店長も「坂上氏の方がよく来て、2、3日あくと『どうしたのかな』と思うくらい。料金は顧問が払った」とそれぞれ語ったとされる。

 このNPO法人をめぐっては今年3月から4月にかけて、過去6年間に約5億円にのぼる使途不明金が税務調査で発覚し所得税の追徴が求められた、いわゆる脱税疑惑事件が報道された。同法人の年3億円にのぼる収入のほとんどが西宮市からの随意契約による委託事業であるため、本市議会においても複数の議員が問題点を指摘し、巨額の余剰金を生み出すことになった「西宮市障害者支援施設等からの物品等の調達に関する取扱方針」等について、市は抜本的見直しを迫られ、現在進行中である。

 同時にこの脱税疑惑事件に関連して、坂上明市議らの「たかり」があったとの法人側の発表が、4月20日発売の『週刊新潮』で報道されており、当時の岩下議長は、当時副議長であった坂上議員及び所属会派である政新会に事情を聴取し、同氏と会派がいずれも記事については否定をされたことなどを5月9日の議会運営委員会に報告し、今後必要があれば議運などの場で協議してはどうかとの提案をされた。なお、同席上で坂上議員は「一切何の関係もございません」と発言されている。

 一方で、坂上議員は2008年(H20年)3月議会から2013年(H25年)3月議会までの5年間で計7回、障害者就労支援について一般質問し、事実上当該NPO法人を優遇することを求め、市当局もそれにこたえてきた経緯がある。その時期は、坂上氏が接待されていたとされる時期に符合する。接待や資金提供が事実ならば、同氏の行為は、あっせん利得罪や収賄罪にもあたる可能性がある重大事態である。   

 このたびの報道は、当時の週刊誌報道に対し「何の関係もない」と述べた坂上議員の発言を第3者が覆したものであり、あらためて西宮市議会として事実関係を明らかにすべきである。よって議長において善処することを求め、申し入れる。  

                               以  上

 

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