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政務活動費支出のルール…兵庫県議会と西宮市議会の相違点について

 内外からの地方議会議員への批判が高まっています。
言うまでもなく、野々村竜太郎前県議のいわゆる「号泣会見」で全国、いや、世界の多くの人の目にとまったことがきっかけでしょう。

 しかし、事は既に、その一点だけでなく、議会のありよう、議員の公費の支出のありようについて有権者の厳しい目が注がれているということだと思います。

 本日は、オンブズのメンバーの一人として、兵庫県内のオンブズ3団体が合同で記者会見を開き、私も参加してきました。

 私、個人としましては、この問題だけに関わっておれない、という苦しいジレンマがありますが(どんな議員もいろんな市民からの相談を受け、さまざまな問題意識もあり、いくつかの課題に並行してあたっています)、しかし、市民オンブズ西宮の代表世話人の一人であり、市議会の政務活動費の調査ではなく、県議会という当事者ではないところでの問題については、県内に住む者の一人としても当然に不正の支出については、追及しないといけません。

 また、改善できるところは、県議会に改善を求めるなどの行動も起こさなければと考えています。

 今日の記者会見では、他のメンバーがどのように今後、この問題にあたっていくかなどを報告しましたが、私は、県議会の政務活動費の支出のありかたと、西宮市議会とでは、相当異なる点があることを特に指摘させてもらいました。

 つまり、ひとつは、兵庫県議会は、非常に甘いルールで政務活動費の支出を行ってこられたのではないかということです。
 そして、いっぽうで、西宮市議会は、市民オンブズ西宮が長らく政務調査費についての使途の不透明さを指摘しつづけ、2007年からは政務調査費の支出の領収書等の証拠書類の添付を義務付けてからは、住民監査請求場合によっては、住民訴訟と続けてきた結果、議会も真摯に改善を試み、現在ある条例以下のルール(特に、兵庫県議会とは比較にならない厳しい「手引」となっています)をつくってきたということです。

 少なくとも、そうあるべきではないかという問題提起です。

 参考資料に供したのは、以下です。
 
 県議会と西宮市議会の比較①

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