本日は、3月定例会の第一日でした。
アサヒビール西宮工場跡地を西宮市の外郭団体である土地開発公社が購入することを議会が賛成多数で議決。
私は、県立病院との統合を前提の候補地としての土地購入について、あえて、反対しませんでした。
統合についての県との協議は3年後をメドにしています。
メドが立たないことが決まった場合、5年後までに売主であるアーク不動産が買い戻すことができる、という特約を付けた(売買契約の買戻し特約=売買額と同額で買戻す)契約です。
経費の点では、大きな額が動きますが、買戻し特約と、5年後、という年月について、市議会と市長とが協議した妥協点と言えます。
私自身は、昨年、3月の予算議会で、決まった方向性については、異議があったものの、決まったことについては、市が遂行していくべきという立場でした。
ただ、市長選挙で、全く異なる立場の市長が誕生してしまったため、3月議会で決まったことから、180度転換することをそのまますすめていいのか、という疑問がありました。
私は、西宮市の中心部に位置する広大な土地について、その方向性に長時間をかけた紆余曲折は許されないと考え、統合病院の候補地として購入することにあえて、反対をしなかったものです。
この問題については、市民の方からのさまざまな声をお聴きします。
ただ、民有地としても、まちづくりについて、市が何らかの関与ができる形が必要だと、私は、考えています。
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