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5月6日に思うこと…今年は市議会報告会でした。

5月6日は、私の実兄(長兄)の命日です。

毎年、あるいはこのブログなどに書いているかもしれません。24歳で命を絶たれてしまって、いつまでも彼のことは、心のどこかにあり、伴に生きてこざるを得ませんでした。
突然の急性心不全に襲われ、誰かに命を奪われたということではないのですが、あまりにも短い生涯で、この日にはいつも彼を襲った不幸、その理不尽さを思わずにはいられないのです。

 

さて今日は、よつや薫の市議会報告会を開催させていただきました。

50名近くの方に参加していただき、さまざまな立場からのご意見もいただきました。
あらたな3期目をむかえるにあたって、いくつかの宿題もいただきました。
ご参加いただいた皆さんには、こころから感謝です。

選挙が4月26日にあり、この間、選挙のご報告もこのブログではできていませんでしたが、望外の得票数もいただき、言葉で答える以上に、重い責任を感じています。選挙運動で支えてくださったすべての方への感謝もたえません。
ブログですぐに、何も書けなかったのは、むろん選挙疲れもあります(苦笑)。
また、予想外に落選となられた先輩、同輩議員(市外の議員も含め)への思いもあり、言葉にできなかったこともあります。
そして、まだ、部屋中ゴミだらけとなった、戦後処理(選後処理!)もまだ、つづき…。

 

そんなことで、あっという間に過ぎ去ったGWの最後の日に、やっとブログを書き始めています。

この間、5月1日は、メーデー。

5月2日は、3月の一般質問でも取り上げ、かかわらせていただいている「こしき岩の緑と環境を守る会」の例会に参加。

そして、5月3日は、朝日新聞阪神支局から28年の支局に伺って手を合わせに行き、朝日新聞労組主催の集会に行きました。
パネリストの言葉は、いずれも視点の切り口が違っていて面白かったのですが、特に高橋源一郎さんと御厨貴さんは、ちょうど前述の私の亡兄と全く同じ年齢だな、と考えていましたが。とても興味深い視点を示してもらいました。
高橋源一郎さんは、現在のネットを利用した一億総発信社会を、大西巨人の言葉を引用して「欲情との結託」装置の巨大化、と指摘していました。
コーディネーターの堀潤さんがナチスの手法を引用して「大衆の国民化」「踊らされる大衆」という言葉であえて表現しようとしたことは今の政治状況に対する警句だと感じました。

 

さて、兄のことにもどりますが、彼は生前、原発のこと、人権のこと、すべての地球上の生きもののことなど、24歳なりの見識を示していたのですが、彼が約40年前に指摘していたことについて、時代は少しもよくなっていないことに気づかされます。
政治の劣化、政治の後退、ということなのかもしれません。

原発のこと、地球環境のことなど、悪影響は40年まえから指摘されていたことで、それを食い止められなかったことの政治の責任は大きいと言わざるを得ません。

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