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女性立候補者をふやす…僭越ながら始めています。

映画「未来を花束にして」公式サイトより

このブログでも、何度か触れているかもしれませんが、女性議員を増やすさなければならない、ということについて、です。
現職の地方議員が地元でその点を声高に言えば、自分自身の議席が危うくなる、という辛みもあるのですが、それでも、あまりにも少ない女性の議員数です。
先日行われた参議院議員選挙では、女性の当選者が増えた、とニュースでは言っていますが、それでも非改選と合わせてまだ、25.8%です。

先日発表された、男女間の格差を示すジェンダーギャップ指数の政治部門での国別の順位は、146か国中、139位という惨憺たる数字です。


地方に目を移しますと、自治体によって異なりますが、特に西宮市議会は、阪神間で最も低い割合の女性議員数です。

そのこともあり、2018年に成立した政治分野における男女共同参画の推進に関する法律に関して、その後の改正も含め、自治体に努力義務を求めていることもあり、過去2度、議会で、行政の側から、何らかの積極的なアクションが必要ではないかと質問したことがありました。

 ほぼ、空振りの質問だったので、それでは、ということで、友人とともに微力ながら、立候補者が増える一助にと、一昨年末、一般社団法人を設立しました。

 経済的支援や、初めて選挙に出たいという方の相談にものる仕組みを設けています。
迷っておられるかたも、ぜひ、お気軽に、私の方にも、一言、お声かけいただきたいと思います。

一般社団法人めざすFe51

写真の映画「未来を花束にして」はイギリスの女性に選挙権がなかった1910年代、参政権を求める活動をしていた女性たちの物語でした。議会で選挙権を認める法律を求めても男性ばっかりの議会で賛成はなかなか得られず、一部の先駆者は、過激な暴力的な行動に向かってしまいますが、それでも、日本よりも約30年も早く(当初は、年齢制限や財産要件など男性と全く平等な選挙権ではありませんでしたが…)“選挙権”を獲得しています。

ひるがえって、私たちのこの国はどうでしょうか。

敗戦直後の1946年、女性に初めて普通選挙権を与えられます。(誰が、与えた?んやろう)

それから、約76年も経過していますが、その権利を十分に駆使してきたでしょうか?
被選挙権という点では、十分には行使してこなかった結果が、この女性の立候補者の少なさ、そのまた結果として女性の議員の少なさとなっています。

しかし、それは、この国の女性だけの責任ではないはずです。

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