本日、一般質問しました。
(1) 西宮市と報道のあり方について
(2) 公立保育所改築等整備事業について
(3) 文教住宅都市・環境学習都市として自然保護、防災、住環境の調和あるまちづくり(越木岩神社北の夙川短大跡地問題)について
の三つの項目でしたが、
1のいわゆる市長が「偏向報道」は取材拒否、という報道への対応を示したことに端を発する件についての質問でしたが、質問後、新聞各社が騒然となりだしたので、以下、その点の質問で、特に問題だと思える部分を、以下、答弁とともに載せます。
(以下抜粋です。)
よつや:撮影するかどうかを誰がどう判断するのですか。
市長:通常は所管課と広報課が協議のうえ判断いたしますが、内容によっては私も含めた協議の場で、判断することになります。
よつや:撮影したビデオをどう使うのか。また、その映像データは公文書となるのですか。
市長:ビデオは記録として保存し、誤解を与える報道が行なわれた場合の確認用に使用いたします。したがって、公文書に該当するものと考えています。
よつや:公文書であると、情報公開の対象となるが、どのような形で公開されるのですか。
市長:公文書公開条例の規定に基づき、開示することになります。具体的な開示方法は、再生機器を用意して、映像を視聴していただくことになります。
以上、ほんの抜粋ですが、他に、取材をビデオで撮影すること自体が、表現の自由(そして報道の自由)の事前抑制となり、萎縮効果をもたらすことになる、と指摘しました。
また、まだ、取材の途上の報道内容が、市民に市役所から情報として開示されてしまうことの問題性、なによりも取材そのものをビデオで撮影することの問題性について、市長は、あまりにも軽く考えている気がします。
メディアは、取材そのものを自粛するでしょう。まさに萎縮効果をもたらすもので、あまりにも大きな問題なのですが…。
また、Twitterでもつぶやきましたが、
市長:彼らに対しては、正確な情報が伝えられなければなりません
よつや:彼らとは、誰です?
市長:市民です。
これには、唖然。
市民に対してこんな感覚で
日々、市政に関わっているのか、とびっくりする表現でした。