今朝の神戸新聞さん、一面に以下の記事が載っています。
内容は、よく取材されていて兵庫県内の女性議員の状況がよくわかります。
2年前に私も女性議員を増やしたいという立場から、個人的に調査しました。
わかったことの一つに、川西市や宝塚市の女性議員を増やそうという市民の動きの歴史があって女性議員が増えてきた、という流れがありました。
また、各既存の政党もそれぞれに女性候補を積極的に立ててこられてこともあります。
その点にも少し記事では触れてはります。
市民が積極的に動いた地域で、今、女性議員が確実に定着して増えている、という流れがあるのです。
ひるがえって、西宮市議会の女性議員の状況は、今現在は、4年前に当選した女性議員のうち、たまたまですが、公明党、共産党の各お一人が別の選挙に立候補される準備等?もあっての辞職があり、4年前の8人から6人となっています。(現有、39人中6人。議員定数は41です。)
現在の西宮市議会の女性議員の内訳は、無所属が3人、日本共産党2人、自民党1人です。
2年前の調査・研究で既成政党の積極的動きを促すこともさることながら、西宮市議会の女性議員を見てもわかるように無所属が実は相当数を占めており、如何に無所属としての立候補者を増やすかも課題だと感じたしだいです。
女性議員が増えない理由はいくつかありますが、その点については、また、後日、必ず、このブログでお知らせしたいと思います。
が、女性議員が増えた方がいい理由も実は、たくさんあります。
子育て、教育、介護など女性が担わなければならないと感じている社会そのものの問題と言えば、少しわかりにくいですが、実際に担っている女性の声を政治に直接反映する事がまず必要。
しかし、女性だけにそのしんどさを担わせて、実際の政治には男性が多い、というのでは、やはり、現状の問題点が政治に反映しにくい、というのが一番大きな問題だと思います。
また、女性にもいろんな立ち場の方がいます。
たとえば、私自身は、いままで、子どもを産み育てたいと思った長い時期がありましたが、結局、断念せざるをえませんでした。
そんな女性も多いはず。そして、男性もそんな方が意外と多いのではないでしょうか。
でもそんな人の声は、なかなか、政治の場には届かない。
人生の別の側面でいろんな悩みや生きづらさを具体的に政治に生かすためにも女性が政治の場に必要だと感じるしだいです。
私も含めて、来る選挙は、女性が多数当選することを当事者でもありますが、期待しています。