杉田さんとの関わり…ほとんどなしですが。
杉田さんの存在は、彼女が西宮市役所に務めていた時から、多少は知っていました。
ある会議で、向こうから「私、よつや議員の高校の後輩です」と同窓であることを自己紹介しながら声をかけて来たのでした。市議会議員と係長職の人と直接、仕事以外で言葉を交わすことはほとんどないのが通常なので、その後の国政への進出?の動きを考えれば、結局、そういうことだったのかな、と思っています。
彼女が役所を辞める直前の3月定例会の予算委員会だったと思います。委員長(主査)が市当局に答弁を求めたのに対して、課長や部長がほんの一瞬、挙手を躊躇したその隙間をぬって、最後列に座っている女性係長が手を挙げるという珍しい光景がありました。
係長が、先に手を挙げるという風景は、後にも先にも、その時しか私は見た事がありませんが、それが彼女、杉田さんでした。ほどなく役所を辞め、まず「みんなの党」に入ったと知りました。
前置きが長くなりましたが、昨日のニュースです。
「杉田水脈氏が最高裁でも敗訴 伊藤詩織さんを中傷するSNS投稿に『いいね』は違法 55万円の賠償確定」という判決が確定しました。
以下に、この裁判の参考になる内容が寄稿されています。
杉田水脈氏はなぜ「重用」され続けるのか 弱者に攻撃繰り返し、自民党は黙認 <寄稿・小川たまかさん>
ちょうど一回り年上の同窓生があえて言うなら、杉田さんよ、もうこの辺で、引き下がってはどうか、ということです。
杉田さんがこれまで発してきた言動は、弱者や少数者をたたき、いじめ、そして、この寄稿にあるように、それに同調する心無い人たちを喜ばせているだけ。それは、政治でもなければ、政治思想でもない。
単に、一定、社会に存在する「悪意の塊」を利用して、有権者のほんの一部でも自分を強烈に支持してくれればそれで「議員」としての地位を維持できるとでも考えているとしか思えません。
ここで、何を言っても、彼女には届かないでしょうが、このままその姿勢を続けるのであれば、直接、会う機会があれば、政界から去ることを勧めたい。