今日、4月1日は、成人年齢がこれまでの20歳から18歳に引き下げられる、その民法の規定の改正条項の施行日です。
今日から、すでに18歳になっている18歳、あるいは、19歳も、成人として法律行為(契約など)が保護者の同意なくてもできるようになり、また、選挙権も18歳から(これは、昨年から実施。被選挙権は、従来どおり)ということになりました。
責任が伴いますが、若く、まだまだ社会的には成長途上という点もあるかと自覚して行動していかれるのが、いいのではないかと思います。
契約などだけでなく、大阪IR(≒カジノ)が心配です…。
2029年にも開業が予定されている、大阪市の夢洲でのIR(≒カジノ)も、18歳以上は、出入りが自由になります。
心配なのは、今、たとえば、この4月、六年生になる11歳のゲームに興じている子どもたちは、29年には、18歳となってゲーム感覚で、カジノに通い始めるかもしれません。
18歳、働いて得たそんなに多くない収入や、お小遣いを最悪の場合、すべてカジノにつぎ込む事態にもなりかねません。
今回の西宮市長選挙の結果は、カジノ推進したい大阪の府政、市政の言いなりになりかねない首長ではなくてよかったのですが、今後、子どもたちの近い将来に、けっしていい影響のないカジノ問題も、大阪の近隣都市のひとつとして、考えなければならないでしょう。