4日の台風21号、そして、北海道地震で被害をうけられた方々には改めてお見舞い申し上げます。
そして、今日、テレビでは、首相が被災4日目の北海道を「視察」する模様が映されていました。
現地の被災者やさまざまな対応に追われる職員の方々の手を止めてしまうことに、とても違和感を感じます。
ただ、総裁選へのパフォーマンスに被災地を利用しているとしか思えない。
被災者や自治体の生の声は、東京に居ても、瞬時に集められるのではないですか。
知事とのやり取りも、電話でするべきなのではないかと。
被害の最も大きかった厚真町の土砂災害の現場も、ヘリコプターで上空からも被災状況を確認した、という。まだ、行方不明の方がそこから見つかっていないというのに。その感覚も人として、信じがたいものがあります。
23年前の兵庫県南部地震の震度7を経験しその後のしんどさを経験している者として、たとえば、家族の飲料水を求めて東奔西走していた当時の被災4日目、そんなところに首相が現れたら、私なら、「何しに来たん?」って言うでしょうね、たぶん。
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