今回の一般質問は、6日から始まりますが、私は、結局、今回は、一般質問の予定がありません。
前回からもう、2か月以上も過ぎてしまいましたが、6月の質問では、反省しきりの質問内容で、聴いていただいていた多くの方から「何を質問しているのか、よくわからなかった」とのご指摘、ご意見をいただきました。
われながら、何年議員してるんでしたっけ?と突っ込みいれたくなるような情けない内容ではありました。
むろん、こんな質問をしているようではだめで、この点は、改めて、9月25日以降の決算委員会で「よくわかる質問」を心がけたいと考えています。
6月は、しかし、何がわからない内容だったの?といわれると、表現をぼやかした結果、あのようなわかりにくい質問になったのでして、ぼやかした点をブログで、明らかにすると、せっかくぼやかした意味がなくなるので、非常に、隔靴掻痒の感、いっぱいで申し訳ありません。
ただ、あの日の翌日、市のある幹部職員から「もっと大きなテーマにしたらどうですか」と言われたのには、いままで、市の職員の方から、そんな事は言われた事もなかったので、ちょっと参りました。
しかし、一般質問で、取り上げるテーマに大小はあるのでしょうか?あっても、大きいものにしなければならない理由はありません。仮に、大小があるとして、それは、何できまるんでしょうか。
その事業の予算額の多寡?
話題性の大小?
市民への影響の大小?
私は、市民への影響が大きいと考え、また、人権を尊重してほしいという点から、した質問だったんですが…。その点では、私にとっては、とても大きな問題だと思っています。
その点、全く、伝わらなかったようです。
内容は、6月に市が交付を始めた「オリジナル婚姻届」と「婚姻手続き早わかりBOOK」なる冊子についての質問でした。
「オリジナル婚姻届」を市が作ることは、一歩譲って、良しとします。
しかし、問題は、もう一つの余分に作成した「婚姻手続き早わかりBOOK」なる冊子そのものです。
はっきり言って、わずかな予算額(婚姻届用紙だけなら、2年分で7万円とのこと)を節約するために、広告主5社を入れたこの「婚姻手続き早わかりBOOK」をどうしてもつくらなければならなかった、というのが、この問題点の一つでした。誰もそんなもの、作ってって要望してないでしょう。
その財源確保のためとか、専門的知識を持たない市職員が完成度の高いデザインの作成は難しい、とか答弁されてましたが、全くそれは、当たらない。
そのために、6月には、近隣8市1町のデータを上げて、どの自治体も自前で、財源確保(って、言うても、婚姻届用紙だけなら、1万9000円~10万円以内の印刷費)してはるし、そのデザイン性は、各自治体の職員の手によるものですが、いずれもそん色はありません。西宮市にだけ、その作成能力が本当にないと、思ったのでしょうか。いずれにしても、けったいな話ではあります。
そして、結局、広告を入れざるを得なかった。それは、民間の当該企業に利益をもたらさないと無料で、デザイン、印刷をしてもらえないですから。
そして、いまだに、婚姻届用紙を取りにいったら、こんな広告が入っている冊子を受け取り、非常に違和感を感じた、という声は届いています。
これ、このまま続けたら、ダメだと、やはり、思います。
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