2013年は、国政においては、秘密保護法をはじめとする市民の権利を抑制する方向へ、大きく舵を切る年でありました。
そして、12月には、首相の唐突な靖国参拝、普天間基地の県外移設でなく辺野古移転で米軍温存、武器禁輸三原則の事実上の形骸化、道徳の「特別の教科」化、そして「エネルギー基本計画案」は撤回して原発再稼働にも舵をきりました。
「民主主義は、多数決なんだ」と豪語する保守系議員も少なからずいますが、それは、多数を占める会派で全てを決めてしまっていいということを意味し、議会において議論を尽くす本来の議会制民主主義や、議会の協議のプロセスを担保する立憲民主主義さえ踏みにじるということでもあります。
2014年は、本来の議会制民主主義のあり方を問い直す年にしなければならないと考えます。
さて、2014年の西宮市は、4月20日に市長選挙があり、市長を選ぶにあたっても、民主的なプロセスを大切にでき、また弱い立場に置かれがちな子どもたち、お年寄り、障害者、その他のマイノリティに寄り添える暖かい市長を選びたいものと考えます。
2014年もどうぞよろしくお願いいたします。
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