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市長選挙の結果を受けて

一昨日の西宮市長選挙の結果は、多くの市民から落胆の声が聞こえています。
本日は、私の属する市民文教常任委員会があり、出席。
何人かの議員と立ち話などしていると、当然のことながら、選挙結果について話題となりました。

その中で、第三の候補者であったたかはし候補が立候補したことで現職の市長の票が流れた、などと指摘する先輩議員がおられました。

しかし、この指摘は全く見当はずれのようです。
神戸新聞に載っている出口調査によると、前回の選挙で河野市長さんに投票した人のうち、今回も河野さんに投票した人は60%にとどまり、26%は今村さんに投票していたということです。

たかはしさんに投票した人は、上記でいうと、最大でも14%どまり、つまり7700票にすぎません。
つまり、前回河野さんに投票した人が、今回はたかはしさんに投票した票は、約7700票。たかはしさんの残り12500票あまりは、たかはしさんが立候補しなければ、今村さんに流れていた可能性が高い票です。
(つまり、たかはしさんが立候補しなければ、今村さんと河野さんの得票数は、もっと開いていたことになります)

深刻なのは、紙上の文中にあるように、自民支持層の41%、民主支持層の45%が当選者に投票しているという出口調査の結果です。
また、維新支持層の79%という数字も何をか言わんやです。

投票内容の結果分析はこれぐらいにして、私自身は、議員として、当然のことながら、5月16日に就任する市長がどのような所信表明をするか(6月議会)、また、自身のマニフェストをどう実行するのかを厳格にチェックしていきたいと思います。

それにしても、「西宮全員の勝利です」と豪語した当選者の言葉はちょっと言い過ぎですね。
当選者に投票した人は、有権者の15.9%に過ぎないのですから…。

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