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定数削減1で「議会の身を切る」ことになるのでしょうか。

 本日は、昨日9月議会を終了した余波で、ややバテ気味です。
 少し、ヘロヘロになりつつですが、午前中、北山配水所の完成直後の太陽光発電を見学させてもらってきました。
 いろんな意見があると思いますが、私は、太陽光発電をできる限り設置すること自体は、すすめるべきと考えています。

 さて、後先になりましたが、昨日の9月議会最終日。
 新聞紙上でも、定数削減案と教育委員会委員の人事案が何れも可決されたことが載っていました。
 私は、理由を述べていずれも「反対」としました。

 【議員定数「1」削減案に反対理由要旨】
・2011年の地方自治法改正によって、人口による定数の上限を定めていたものが撤廃されている。その趣旨について、議会として議論したことはない。
・定数「1」削減とは、単に現市長が二度と市議会議員には立候補しないのだから、その分でしかなく、現職に痛みを伴うものではない。
・痛みを伴い、「議会も身を切るべき」、というためであれば、定数削減ではなく、報酬や政務活動費を削減すべき。二度と、政務活動費を詐取するような不届きな議員が同じ選挙区(=西宮市)から出ないためにも、議会費について厳しい態度で臨むべき。
・通説どおり、選挙では現職がつよく、大政党や大会派に属する議員も強い。削減によって、無所属の新人候補はより当選は厳しくなる。2007年も2011年も現職議員で落選したのは一人だけ。無所属の新人で全くの初挑戦で通った新人は、それぞれ2人と1人だけだった。
・「政策課題が山積している」と市長も言っている。行政のチェック機関として、議会の討議性、専門性、市民性などを加味したうえで、どれぐらいの議員定数が妥当なのかの議論も必要であったはずであるのに、協議もされず、唐突な削減案である。
・地方議会は、議院内閣制をとり政党政治を実践する国政とは異なり、多様な市民の多様な意見、価値観を忠実に反映したものでなければならない。
・特に女性、若者、勤労者の代表が議会に少ない状況が問題とされ、大政党ではなく、大会派でもない一市民が立候補したときに、当選の可能性を狭める方向での定数削減の問題点も指摘されている。

 反対理由は、他にも述べましたが、以下のPDFに教育委員会人事案件の反対理由も付しています。これは討論原稿の原案ですので、討論の本会議では、何箇所か異なる言葉を述べているところがあることをご了承下さい。

9月議会 反対討論原稿

 

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